皆さんは一度エントリーしたらあとは利確もしくはストップロスにかかるまでポジションをほったらかしにしてませんか?
初めのうちは、エントリーと同時にストップロスと利確を設定してあとは自動的にするというのも、悪いことではありません。
しかし、自分が相場をより分析できるようになれば、状況に合わせてポジションの操作を行うことで、リスクを減らしながら、大きな利益を追いかけることができるようになります。
ここではそんな勝っているトレーダーがどのようなポジションの操作を行っているのかご紹介します。
リスク管理のためのポジションの操作
リスク管理をポジションの操作によって行う方法をいくつか紹介したいと思います。ポジションの操作を上手く行うことで、損失を抑えて、利益を最大にする、そんな理想を現実にするテクニックがこちらです。
建値トレール

ある程度の含み益が出た場合に、ストップをエントリーした価格に設定することで、そのトレードでの損失をゼロにしながら、利益は追いかけることができるテクニック。
半分利食い

含み益がストップと同じ幅で来た時にポジションの半分を利確することで、ストップの位置を動かすことなく、負けをなくして利益を追うことが出来るテクニック。
半分利食い&再度エントリー

半分利食いした後にそれと同じサイズのロットで再度エントリーする。
この時、ストップは半分利食いで得た利益の範囲で設定し、また、最初のエントリーのまだ利確していないポジションのストップをエントリーポイントより上に動かせば、負けることはなく、はじめのロットで利益を追いかけることが出来る。
ポジションの平均化

①エントリーが上手くいかなかった場合、さらに下で同じロットで追加エントリーすることで、結果的に二つのポイントの真ん中で2つの合計ロット分エントリーしたことにできる。
また、②のロットを2倍、3倍とすることでさらに、ポジションの取得平均価格を下げることができる。
このテクニックの使用タイミングの例としては、買いを入れたいが、まだ押し目が深くなるかもしれないという時、あらかじめ少なめのロットでまず入って、上がればそれでOK,落ちてきたら追加エントリーして、ポジションの平均値をさげる。
または、負けトレードを少しの反発を狙うことで、±0にすることも可能となる。
非常に有効なテクニックであるが、十分に研究したのち、計画的に使わないとただただ痛い目に合うので注意。
以上の4つのテクニックが勝っているトレーダーのポジションの操作になります。
トレードはエントリーするまでの分析も大事ですが、エントリーして終わりではありません。
本物のトレーダーはエントリーしてからが本番と考えています。
今までエントリーしたら終わり。だった方は、これからは、そのポジションを育てる。という感覚で、利益を伸ばす方法を考えることで、勝てるトレーダーになれます。